日刊ニュース

2014.02.19 のニュース

WTI小幅続落100.30ドル 連休前に持ち高調整

 週末14日のNYMEXの原油先物相場は、需給緩和への懸念などから小幅ながら続落した。WTIの中心限月3月物は前日終値比0.05ドル安の100.30ドルで取引を終えた。
 前日に続き、米原油在庫の増加が相場の圧迫材料となった。加えて、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した1月の鉱工業生産指数が半年ぶりに前月比マイナスに転じたほか、3連休を控えて持ち高調整の売りが出たため、一時99.43ドルまで値を落とした。
 ただ、その後の米ミシガン大学の2月消費者景況感指数が市場予想を上回ったため、原油に買い安心感が広がり下げ幅を縮小。ドルが対ユーロで弱含みとなり、ドル建ての原油に割安感が出たことも相場を下支えした。
 原油市場は週明け17日、プレジデンツデーの祝日のため休場となる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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