日刊ニュース

2014.02.28 のニュース

WTI反落101.83ドル 原油需要の縮小予想で

 25日のNYMEXの原油先物相場は、米国の原油在庫積み増し予想や中国の需要鈍化懸念などが圧迫材料となり、反落した。WTIの中心限月4月物は、前日終値比0.99ドル安の101.83ドルで終了した。5月物は0.94ドル安の101.12ドルで引けた。
 この日は、米石油協会(API)や米エネルギー情報局(EIA)の週報の公表を控え、警戒感から軟調な展開となった。
 21日までの1週間の米原油在庫は6週連続で増加する見通しとなったため、原油の需給緩和観測か強まった。また、中国で低調な経済指標が続き、同国の景気の行方に不安が根強いことも悪材料とされた。
 加えて、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した2月の消費者信頼感指数が市場予想を下回った。これを受けて米景気減速懸念が浮上し、原油相場を圧迫した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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