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ガソリン仕切価格改定　ＪＸ１円値上げ、出光は据え置き末端市況は下げ止めを狙う

ガソリンの仕切価格は６日から適用でＪＸが１円値上げ、出光は据え置きとなった。昭和シェルも１円値上げとなった。前週が据え置きとなっためと、ＪＸが１円値上げに転じたため、末端市況は下げ止めを狙うことになる。末端市況は下落を続けているが、街道沿いの安値は１５０円を割って１４７～８円、会員のカード価格は１４４～５円となっている。堅調地区のボトム価格１５５～６円となっているため、下げ止めを狙うことになる。だが混迷しているため、市況は策の打ち出しは難しい状況にある。原油価格は、ここにきて急落、ＷＴＩが７７ドルとドバイが８０ドルとなっているが為替が１１３～４円と円安を強めているため円建てベースではコスト変動は相殺されるが原油急落で流動的となっている。
ガソリンの仕切価格は、前週が据え置き、６日からはＪＸが１円値上げとなった。そのため末端市況は下げ止めの方向となってきた。10日の仕切価格が累計で７円の大幅値下げとなつたことから末端市況は値下げが加速した。安値は１５０円を割り込み１４８円会員カード価格は１４４～５円となっている。
堅調地区でも１６０円を割って１５５～６円となっている。
仕切価格が値上げに転じたため、下げ止めから市況立直しの動きも出ているが目安となるボトム価格は１５６～７円か見込まれる。
しかし、原油価格が急落、為替が円安にぶれておりコスト変動が流動的であり市況対策の打ち出しが難しくなっている。
仕切価格を消費税込みで１４７円とすると10円のマージン加算で１５７円となるが値下げが続いているため、一気に反転することは難しいようである。原油が急落すると次週の仕切価格の改定も値下げが見込まれるなど流動的になっている。