日刊ニュース

2014.11.19 のニュース

2013年エネルギー需給実質 石油は前年比1.4%減

 資源エネルギー庁は、各種エネルギー関係統計の速報等を基に、平成25年度のエネルギー需給実績の速報を取りまとめた。
 エネルギー需給実績(速報)のポイントとしては、①最終エネルギー消費は、前年度比▲0.9%と僅かに減少した。エネルギー源別では、石油が前年度比▲1.4%、都市ガスが▲2.8%と減少し、石炭が十1.0%、電力が+0.3%と増加した。
 東日本大震災前の2010年度と比較すると、▲5.0%と減少した。エネルギー源別では、電力が▲7.7%、石油が▲5.4%と大きく減少し、都市ガスが▲1.2%、石炭が▲1.0%と減少した。
 ②一次エネルギーの国内供給は、前年度比 +0.9%で僅かに増加した。エネルギー源別にみると、石炭が増加(+7.9%)し、再生可能・未活用エネルギーも増加(6.1%)した。一方、原子力(▲41.8%)が大幅に減少し、石油が若干減少し、天然ガスはほぼ横ばいとなった。
 東日本大震災前の2010年度と比較すると、▲4.8%の減少となった。
エネルギー源別では、原子力が▲96.8と大きく減少し、一方、天然ガスが+20.2%、石炭が+5.4%、石油が+2.2%、再生可能・未活用エネルギーが+9.1%と増加した。
 ③エネルギー起源二酸化炭素排出量は、化石燃料消費量増加等により前年度比+1.4%で増加した。東日本大震災前の2010年度と比較すると、2012年度は8500万トン増えたが、2013年度は更に1600万トン増加し、1億100万トンの増加となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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