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ガソリン、４週連続上昇　レギュラー全国平均　１４８．５円　前週比３円高　４週トータル１０．５円アップ

　石油情報センターが十六日発表（資源エネルギー庁委託）した十四日時点の石油製品市況週動向調査の結果によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は一リットル百四十八・五円で、前週比三・〇円上昇した。上昇は四週連続。四週トータルで十・五円上がった。前週一気に六・五円上がって二年四ヵ月ぶりに百四十円台を回復したが、原油高を背景とした市況の高騰は引き続き強い。軽油は前週比二・六円上昇し、一リットル百二十八・四円だった。軽油の小売価格が百二十八円前後になるのは、二〇〇八年十一月十七日（百二十七・八円）以来で、約二年四ヵ月ぶり。
石油製品市況週動向調査
　同調査のあった十四日は、十一日発生した東日本大震災後初の翌営業日で、通信手段が依然混乱する中で実施されており、都道府県別のデータの発表はなく、全国九つの局単位に限られている。
　北海道から九州までの八局で局平均が百四十円台に乗った前週、唯一、沖縄だけが百三十円台にとどまっていたが今回、沖縄も五・三円上げて百四十円台となった。中国局がもっとも高く百四十九・一円上げて百五十円乗せを間近にしたほか、関東、近畿、中部、東北の四つの局でも百四十八円台に乗っており、全国平均の百四十八・五円前後の価格になっている。
　北海道局が百四十七・九円、四国局が百四十五・二円、沖縄（局）が百四十一・五円で全国平均を大きく下回った。
　ハイオクは三・〇円上昇し、百五十九・三円に、十八リットル売りの灯油は店頭が二十九円上がって千六百四十九円、配達が三十円上がって千七百六十三円だった。