2011.07.06 のニュース
WTI反落94.94ドル 中東産9月限106ドル台前後
1日のWTI8月限は、前日より0.48ドル/バーレルの値下がりで94.94ドルとなった。ここ3営業日連続して値上がりをみせていたが、小幅な値下がりとなった。
中東産原油の9月限は小幅な値下がりながら、105ドル台後半から106ドル台前半となっている。
一方、ブレントの8月限は、110.20ドルで、前日より2ドル以上値下がりをみせた。
中国の6月の製造業購買担当者指数(PMI)は、2009年2月以来の低水準に落ち込み、さらに6月のユーロ製造業景気指数(改定値)も1年半ぶりの低水準となったことを受け、これら低調な指標を眺めた需要減退懸念から売りが先行した。
しかしながら、米ISM製造業景気指数が予想を上回る拡大を示したほか、株式相場が値上がりしたことも手掛かりとなり、下値は抑えられた。