2011.08.15 のニュース
WTI反発、82.89ドルへ 国内在庫の大幅な取り崩しで
10日のWTIは82.89ドル/バーレルとなり前日の79.30ドルに比べ3.59ドルと、3営業日ぶりにプラス圏で終了した。連続して値下がりしていたが、3ヵ月ぶりの大幅な値上がりとなった。前日は80ドル割れの79ドルとなり、下げ過ぎから反発となったが、まだ流動的である中東産は100ドル台を維持している。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した5日までの1週間の週間在庫統計によると、原油は150万バーレル増の市場予測に対して、前週から520万バーレル減少した。また、ガソリンは160万バーレル減少となり、事前の増加予想に反して在庫の大幅な取り崩しを示す数字が並んだ。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気浮上のために資産購入第3段に踏み切るとの観測も上値を後押しし、3ヵ月ぶりの大幅高となった。