2011.09.09 のニュース
WTI横ばい86ドル台 中東産11月限106ドル台
6日のWTI10月限は前営業日の86.45ドル/バーレルがより小幅続落し、0.9ドル下がりの86.02ドルとなったが、小康状態となっている。
中東産の11月限は前日よりさらに続落し、106ドル台前半となっている。
WTIとの11月限の価格差は20ドル台となった。
ブレントの10月限は前日より反発し、111ドル台前半となった。
12月限のWTIは86.70ドル、中東産が105ドル台後半、ブレントは109ドル台後半となっている。
欧州の債務問題に対する懸念から、欧米の株式相場が下落し、原油も売りに出された。熱帯暴風雨「リー」通過後、メキシコ湾岸の石油施設の60.5%が操業停止しているとの米エネルギー省の発表により、供給懸念を理由に買いが入り、下げ幅が縮小した。