2011.10.07 のニュース
WTI続落75.67ドル 中東産12月限96ドル台
4日のWTI11月限は前日の77.61ドル/バーレルより続落し、1.94ドル値下がりの75.67ドルとなった。WTIの75ドル台は今年の最安値を更新した。
中東産の12月限は前日より続落し、99ドル台半ばとなった。中東産の96ドル台は4月以来半年ぶりの安値となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は20ドル台となり、前日より拡大となった。
ブレントの11月限は前日より続落し、101ドル台前半となった。
1月限のWTIが76.07ドル、中東産が95ドル台前半、ブレントが98ドル台前半となっている。
欧米経済の先行き不安の懸念から、原油売りが先行した。しかし、米連邦準備理事会のバーナンキ議長が追加金融緩和の可能性を示唆したことで、再び原油が買われ下げ止まりとなった。