2011.10.17 のニュース
WTI反落85.57ドル 中東産12月限104ドル台
12日のWTI11月限は前日の85.51ドル/バーレルより小反落し、0.24ドル値下がりの85.57ドルとなった。
中東産の12月限は前日よりさらに続伸し、104ドル台後半となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は19ドル台となり、前日より拡大となった。
ブレントの11月限は前日よりさらに続伸し、111ドル台後半となった。
1月限のWTIが85.95ドル、中東産が104ドル台前半、ブレントが107ドル台半ばとなっている。
スロバキア議会にて、債務危機圏の支援を目指す欧州金融安定化基金の拡充案が週末には可決されるとの観測から欧州不安が緩和、原油相場の好材料どなった。
一方、国際エネルギー機関(IEA)が2011年と12年の世界石油需要見通しを下方修正し、エネルギー需要の鈍化が懸念されたことが相場を押し上げ、結局マイナス圏で引けた。