2011.10.21 のニュース
WTI反発88.34ドル 中東産12月限105ドル台
18日のWTI11月限は前日の86.39ドル/バーレルより反発し、1.96ドル値上がりの88.34ドルとなった。88ドル台は9月15日以来の久しぶりの高値となった。
中東産の12月限は前日より大幅反落し、105ドル台となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は17ドル台前半となり、前日より大幅縮小している。
ブレントの11月限は前日より続落し、110ドル台後半となった。
1月限のWTIが88.68ドル、中東産が105ドル台、ブレントが108ドル台前半となっている。
バンクオブアメリカの決算が好材料となり、株価が上昇し経済成長の期待が高まったことや、フランスとドイツが欧州金融安定化ファシリティの規模を2兆ユーロに拡大したとの報道が好感をもたれた。
中国の国内総生産(GDP)の伸び率が3期連続の低下となり、エネルギー需要後退観測につながったが、売りの動きは限定的で、約1ヵ月ぶりの高値となった。