2011.10.28 のニュース
WTI続伸93.17ドル 中東産12月限107ドル台
25日のWTI12月限は前日の91.27ドル/バーレルよりさらに続伸し、1.90ドル値上がりの93.17ドルとなった。93ドル超えは8月2日以来の高値となり、先物の1月限、2月限も92ドル台の高値を更新している。
中東産の12月限は前日より1ドル弱続伸し、107ドル台後半となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は14ドル台半ばとなり、前日よりさらに縮小している。
ブレントの11月限は前日より僅かばかり値上がりし、112ドル台前半となった。
1月限のWTIが92.93ドル、中東産が106ドル台後半、ブレントが109ドル台後半となっている。
米オクラホマ州クッシングの原油在庫が減少傾向にあることが市場で注目され、需給引き締まり感から原油が買われた。一方、欧州経済への危機感やリビア産原油の供給増期待から、ブレントは上値が重い。