2011.11.02 のニュース
WTI反落93.32ドル 中東産12月限108ドル台
28日のWTI12月限は前日の93.96ドル/バーレルより小幅反落し、0.6ドル値下がりの93.32ドルとなった。
今週のWTIは91ドル台から93ドル台で推移し、一週間全て90ドル台での高値の取引きは、7月25日から29日以来のことである。
中東産の12月限は前日より1ドル以上反発し、108ドル台前半となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は14ドル台後半となり、前日より小幅拡大している。
ブレントの11月限は前日より1ドル半以上反落し、110ドル台後半となった。
EU首脳会談において、合意された欧州債務危機の実効性を見極めたいとの雰囲気が相場を支配し、週末を控えた利益確定や持ち高調整の動きもあり、前日の大幅反発から転じて売り優勢の展開となった。