2011.04.04 のニュース
29日、新年度政府予算が成立した。しかし、予算を執行するための歳入を裏付ける赤字国債発行法案は、参議院での野党の反対で成立の見通しが立っていない。その一方で、国は東日本大震災の復旧対策のための11年度第1次補正予算の編成に着手し4月中の成立を目指している。石油販売業界としても一刻も早く効果的な措置が講じられるよう求めたい。
(提供元:ぜんせき)
経産省 石油統計速報 2月分 ガソリン販売1.2%増 燃料油販売は0.8%の増加
経済産業省が発表した2月分の「石油統計速報』によると、燃料油の国内販売量は1742.6万KLで、前年同月に比べ0.8%の微増となったが、ガソリン、軽油、重油は1%以上のプラスとなった。 油種別にみると、ガソリンは436.8万KLで1.2%増、灯油が292.9万KLで3.1%減、軽油は270.9万KLで3.0%増、A重油が163.1万KLで4.5%増、B・C重油は149.3万KLで16.0%増、ジェット燃料油が24.4万KLで35.7%減、ナフサは405.2万KLで0.5%減となった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン市況は150円/L台相場となっており、販売業者サイドでは、当面、市況維持に努めることになる。 東北地区では、ガソリン供給をめぐって混乱が続いているが、関東地区では平常化してきた。 今までは、供給不足で混乱していたが、今後は景気後退により実需が減少することは必至であり、販売減となるため、需給緩和も心配されてくる。
(提供元:日刊石油タイムズ)