2011.08.04 のニュース
年度末SS登録ペースで6万421ヵ所の最多を記録した1994年度。そこから2010年度末の3万8777カ所に至る2万1644ヵ所減少したSSの履歴を精査すると、既報の通り、この16年間で廃止累計か3万110ヵ所、新設累計が8466ヵ所で、差し引き2万1644ヵ所のSS減となった。 77ヵ所の内、8466ヵ所は95年4月以降に市場に現れた新設SSであり、それ以前からのSSの残数は3万311ヵ所となる。95年3月に国内にあったSSの生存率は50%。残念ながら、これが16年間の厳しいSS淘汰の現実だ。
(提供元:ぜんせき)
エネルギー・環境会議で論点整理 ―大筋では減原発で方向性を出す―
エネルギー基本計画の見直しは、政府(国家戦略室)のエネルギー・環境会議(主要閣僚で構成)と経産省の総合エネルギー調査会の場で検討することになっているが、29日にはエネルギー・環境会議が論点整理をまとめることで先制した。民主党の政治主導の立場からみると、この論点整理がたたき台となり、これから具体的な議論が展開される。 一方、本来ならば議論の中心となる総合エネルギー調査会の開始は、大幅に遅れており、9月頃になりそうである。今回の論点整理については、経産省でも減原発など大筋では容認できる方向であるとみている。
(提供元:日刊石油タイムズ)