2012.04.10 のニュース
週動向調査はみずほ総研に変更―調査対象SSは変更せず継続性は保つも―
ガソリンなどの週動向調査は、4月から、「石油情報センター」から「みずほ総合研究所」(みずほフィナンシャルグループ)に変わった。最初の調査は2日(月)実施、4日(水)発表となっており、その調査価格が注目されていたが、ガソリンは158円30銭/L(全国平均)となり、前週に比べ70銭の値上がりとなったため、石油業界としては安心したことになる。調査対象SS、聞き取り調査の方法が同じであるため整合性は保たれているが、どのような数字になるかが注視されていた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切小幅値下げ ボトム価格155円を確保~値下げせず市況維持に努める~
仕切価格は小幅な値下がりが続いているが、ガソリン市況はボトム155円/Lを維持している。都内の街道沿いのSSは、2月からの連続値上げによってボトム158円となっていたが、ここにきて155円にまで値下がりした。仕切価格が値下げへと流れが変わったこともあり、価格競争の激しい街道沿いは早めに対応し、安値販売も150円を維持している。このまま155円相場を維持しながら、マージン確保に努めることになる。2日の週動向調査の全国平均が、158円30銭と前週に比べて70銭の値上がりとなっているが、全国的に上げ幅が一斉に鈍化しており、販売業者は今後の下落傾向も考慮して、マージン確保に全力をあげることになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
5日のWTI5月限は前日の101.47ドル/バーレルより反発し、終値は1.84ドル値上がりの103.31ドルに戻し、大幅下落のあとの反動となった。 WTIの先物相場は、6月限が103.83ドル、7月限が104.35ドル、8月限が104.79ドル、9月限が105.13ドル、10月限が105.37ドルで終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)