2013.02.08 のニュース
4月~12月の各社決算は減益も ―1月~3月は円安で業績改善―
元売各社の2012年度4月~12月の決算が出揃った。連結経常利益ベースでみるとコスモ石油が41億円、出光興産が505億円、JXホールディングスの石油精製販売は610億円、石油開発事業が746億円となっている。金属を含めた全体では1878億円となっている。各社とも前年に比べると原油価格の値下がりによる在庫評価の影響もあり減益となっている。だが、1月~3月では円安による在庫評価益を見込み上方修正の見通しとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石連週報 ガソリン197万KLで6.9万KL減 灯油在庫 218万KLで8.1万KL増
石油連盟が発表した「原油・石油製品供給統計週報―全国版1月27日~2月2日-」における「石油製品週末在庫量」によると、ガソリンが197・2万KLとなり対前週差6・9万KL減、軽油が188・1万KLとなり6・4万KL増、石油製品週末在庫合 計が1158・1万KLとなり12.2万KL増。「原油在庫量」が1551・8万KLとなり57・2万KL増、「原油処理量」が409・6万KLとなり1・1万KL減、「稼働率」が82・3%(前週82・5%)、「石油製品生産量」の合計が410.1万KLとなり33・4万KL増。
(提供元:日刊石油タイムズ)
5日のWTI3月限は前日の96.17ドル/バーレルより反発し、終値は0.47ドル値上がりの96.64ドルに乗せてきた。 株式相場が大幅に上昇したほか、ユーロ圏の1月購買担当者景気指数(PMI)改定値と、サプライマネジメント協会(ISM)の1月非製造業景況感指数が、それぞれ市場予想を上回っていた。
(提供元:日刊石油タイムズ)