2016.05.19 のニュース
地方社会の経済活動の中で、大きな地位を占める農協。その改革が政策課題となっている渦中ではあるが、農協の地域社会におけるウエートは、概して地方自治体に準じるような位置付けにある。石油においても共同購買事業としてのJA-SSを筆頭に、大きな位置付けを占める。地方の主役を成すという事実から、エネ庁が主宰するSS過疎地問題協議会でも、地場SSの存続と同じ重要度でJA-SSも扱われている。多くの地域で、地場SSを経営する専業事業者とは、同業者ではあっても一定の距離感を保ちながら棲み分けてきた。ところが、その関係が激変しようとしている。
(提供元:ぜんせき)