2011.11.10 のニュース
WTI続伸95.52ドル ブレント12月限114ドル台
7日のWTI12月限は前営業日の94.29ドル/バーレルより続伸し、1.26ドル値上がりの95.52ドルとなり、7月29日以来の高値となった。
WTIの平均価格を月別にみると、4月が110.04ドル、5月が101.36ドル、6月が96.29ドル、7月が97.34ドル、8月が86.34ドル、9月が85.61ドル、10月が86.43ドルと推移している。
また、10月24日以来、11営業日連続で90ドル以上を維持しており、夏場の急落から回復の様相にある。
中東産は本日、シンガポール市場休場。
ブレントは本日より12月限に入り、前営業日より2ドル以上続伸し、114ドル台後半となった。
ギリシャ与野党は前日、連立政権樹立に合意した。同国への支援策受入が順調に進むとの期待感が高まったことから、欧州経済の先行き不安が後退し、原油相場の買いが優勢となり、その結果、4営業日続伸となった。