2011.11.15 のニュース
WTI反発97.78ドル 中東産1月限109ドル台
10日のWTI12月限は前日の95.74ドル/バーレルより反発し、2.04ドル値上がりの97.78ドルとなり、7月28日以来の97ドル台の高値に戻した。
中東産の1月限は前日より続落し、109ドル台後半となった。
WTIと中東産との1月限の価格差は11ドル台後半となり、前日より大幅縮小している。
ブレントの12月限は前日より続落し、113ドル台となった。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万件減の39万件と今年4月以来の低水準となった。
また、欧州危機についても、イタリア国債の利回り低下の問題やS&Pがフランスの信用格付を引き下げていないことなどから、市場に一定の安堵感が生まれた。
これらが好材料となって、米株高とともに、原油相場の上昇をみた。