2011.11.16 のニュース
WTI続伸98.99ドル 中東産1月限111ドル台
11日のWTI12月限は前日の97.78ドル/バーレルより続伸し、1.21ドル値上がりの98.99ドルとなり、7月27日以来、最高値を記録した。今週は7日より実質3.37ドルの値上がりとなり、10月平均の86.43ドルより12.56ドルも上昇している。
中東産の1月限は前日より反発し、111ドル台半ばとなった。
WTIと中東産との1月限の価格差は12ドル台後半となり、前日より拡大した。
ブレントの12月限は前日より反発し、114ドル台半ばとなった。
11月の米消費者態度指数は64.2とエコノミストの予想中央値61.5を上回り、景気の持ち直し、需給改善観測から原油が買われた。
また、欧米株高および対主要通貨でのドル安が進んだことなども相場の好材料となった。
週間ベースでは6週連続高を記録し、2009年4月以来最長の上昇局面となった。