2011.11.21 のニュース
WTI復調100ドル超え 大幅続伸102.59ドル 6月依頼の高値
16日のWTI12月限は前日の99.37ドル/バーレルより大幅続伸し、3.22ドル値上がりの102.59ドルとなり、6月9日の101.93ドル以来、5ヵ月ぶりの高値となった。
中東産の1月限は前日と比べて横ばいとなり、111ドル台前半を維持した。
WTTと中東産との1月限の価格差は8ドル台後半となり、前日より縮小した。
ブレントの12月限は前日より小幅反発し、112ドル台後半となった。
カナダのパイプライン運営会社エンブリッジは、オクラホマ州クッシングとメキシコ湾岸を結ぶシーウェイパイプラインの輸送方向を逆転させ、オクラホマからテキサスへの輸送を可能にする方針を発表した。
これが実現すれば、カナダ・米中西部で産出した原油を米南部へ低コストで輸送できるようになり、クッシングでの輸送停滞が大幅改善されるとの見通しから、相場が大きく上昇した。