2011.11.25 のニュース
WTI続落96.92ドル 中東産1月限106ドル台
WTIは21日より1月限に入る。前営業日の97.67ドル/バーレルより続落し、0.75ドル値下がりの96.92ドルとなり、3営業日連続して16日の102.59より下落した。
中東産の1月限は前日より1ドル以上続落し、107ドル台後半となった。
WTIと中東産との1月限の価格差は10ドル台後半となり、前日より縮小した。
ブレントの12月限は前日より2ドル弱続落し、106ドル台半ばとなった。
2月限のWTIが96.99ドル、中東産が105ドル台半ば、ブレントが106ドル台前半となっている。
フランス国債金利の上昇に伴い、米格付け大手が同国の格下げを示唆したことにより、ユーロ売りが加速し、ドル高ユーロ安に圧迫され、原油相場が時間外取引中より下落した。その後、ユーロは買い戻されたが、悪材料の欧州問題に加え、米財政赤字の追加削減をめぐる与野党間の協議が決裂する見通しとなったことによる米国経済の先行き不安も相場の下押しの要因となった。