2011.11.28 のニュース
WTI反落96.17ドル 中東産1月限108ドル台
WTIの1月限は前日の98.01ドル/バーレルより反落し、1.64ドル値下がりの96.17ドルとなり、11月16日の100ドル超の営業日以外は96ドル~98ドル台を推移している。
中東産の1月限は前日より1ドル弱続伸し、108ドル台半ばに乗せてきた。
WTIと中東産との1月限の価格差は12ドル台前半となり、前日より拡大した。
ブレントの12月限は前日より1ドル弱反落し、107ドル台前半に収まった。
2月限のWTIが96.56ドル、中東産が106ドル台前半、ブレントが106ドル台後半となっている。
ドイツ国債の入札結果の不調など欧州債務問題の深刻化や、米個人消費統計や新失業保険申請件数が芳しくない内容となるなど、世界的景気先行き不安から原油が反落した。
ただ、米エネルギー情報局(IEA)の週間在庫統計による予想外の需給引き締まり傾向を好材料とした買いが入り、下げ幅を縮小した。