2011.12.01 のニュース
WTI続伸98.21ドル 中東産1月限108ドル台
28日のWTI1月限は前営業日の25日の96.77ドル/バーレルより続伸し、1.44ドル値上がりの98.21ドルに乗せ、今週は前週から連続上昇の先々の好い相場となった。
中東産の1月限は前営業日より反発し、108ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との1月限の価格差は9ドル台後半となり、前営業日より縮小した。
ブレントの12月限は前営業日より2ドル半以上反発し、109ドル台前半に乗せてきた。
2月限のWTIが98.33ドル、中東産が105ドル台後半、ブレントが107ドル台前半となっている。米国の年末商戦が好調な滑り出しとなり、景気先行きに楽観的な見方も出始め、29日のユーロ圏財務相会合で債務危機対策が打ち出されるとの期待感と安堵感が相侯って買い注文が先行した。
イラン核問題を巡る同国と欧米諸国との関係が緊迫化するとの見方も相場大きくリードした。