2011.12.02 のニュース
WTI100ドルへ急接近 中東産1月限108ドル台
29日のWTI1月限は前日の98.21ドル/バーレルより続伸し、1.58ドル値上がりの99.79ドルに乗せ、今週は前週から3営業日連続上昇となり、100ドル寸前まで漕ぎつけた。
中東産の1月限は前日より僅か続伸し、108ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との1月限の価格差は8ドル台半ばとなり、ここのところ価格差縮小が続いている。
ブレントの12月限は前日より2ドル弱続伸し、110ドル台前半に乗せてきた。
2月限のWTIが99.88ドル、中東産が106ドル台前半、ブレントが109ドル台前半となっている。
11月の米消費者信頼感指数が56.0と前月値の40.0より大幅に上昇したことが相場の好材料となって原油買いが先行した。
また、テヘランの駐イラン英国大使が、欧米の経済制裁に反発するデモ隊によって襲撃されたことも、買い材料の要因ともなった。