2011.12.05 のニュース
WTI100ドル再突破 4日連続上昇100.36ドル
30日のWTI1月限は前日の99.79ドル/バーレルより続伸し、0.57ドル値上がりの100.36ドルに乗せ、16日以来、再び100ドルラインを突破した。
中東産の1月限は前日より1ドル以上続伸し、109ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との1月限の価格差は9ドル台となり、前日より拡大した。
ブレントの12月限は前日より僅か反落し、111ドル台に収まった。
2月限のWTIが100.46ドル、中東産が107ドル台後半、ブレントが110ドル台前半となっている。
日米欧など6カ国・地盤の中央銀行が金融市場での流動性拡大と欧州債務危機の緩和を目指した協調策を発表した。その結果、リスク投資意欲が回復し、原油相場が急伸した。
一方、米エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計において、原油の大幅積み増し(前週比390万バーレル)が発表され、終盤にかけて上げ幅を縮小して取引を終えることになった。