2011.12.08 のニュース
WTI続伸100.99ドル 4日連続100ドル台堅持
5日のWTI1月限は前営業日の100.98ドル/バーレルより続伸し、0.9ドル値上がりの100.99ドルとなり、4日連続で100ドル台を堅持し、101ドルに急迫している。
中東産2月限は前営業日より続伸し、109ドル台半ばまで上昇してきた。
WTIと中東産との2月限の価格差は8ドル台となり、前営業日より拡大した。
ブレントの1月限は前営業日より続仲し、110ドル台まで乗せてきた。
3月限のWTIが101.27ドル、中東産が107ドル台後半、ブレントが110ドル台前半となっている。
イタリアが新たな財政再建策を決定したことや、イラン外務省報道官が「欧米でイラン産原油の禁輸措置が現実的に検討されれば、原油価格が250ドルまで高騰する可能性がある」と発言したことを背景にして、相場が一時102.44ドルまで上昇したが、S&P(信用格付けを調査する情報会社)がドイツとフランスを格下げする可能性があるとの報道が先端となり、上げ幅が一気に縮小して、小幅高に収まった。