2011.12.09 のニュース
WTI続伸101.28ドル 中東産2月限108ドル台
6日のWT11月限は前日の100.99ドル/バーレルより続伸し、0.29ドル値上がりの101.28ドルとなり、5日連続で100ドル台を堅持し、101ドル台にまで乗せてきた。
中東産2月限は前日より1ドル以上反落し、108ドル台半ばで収まった。
WTIと中東産との2月限の価格差は7ドル台となり、前日より縮小した。
ブレントの1月限は前日より1ドル弱反落し、110ドル台前半で収まった。
3月限のWTIが101.62ドル、中東産が106ドル台半ば、ブレントが109ドル台半ばとなっている。
8、9日両日に開催されるEU首脳会議を控え、域内債務問題に対する抜本的な対策が講じられるとの憶測や、イラン核問題をめぐる地政学的リスクヘの懸念も相場を下押にした。
一方で、格付会社S&Pより、欧州の格付けを引き下げる可能性があるとの発表によって、投資家からの警戒感から上値は抑えられた。