2011.12.12 のニュース
WTI反落100.49ドル 中東産2月限109ドル台
7日のWTI1月限は前日の101.28ドル/バーレルより反落し、0.79ドル値下がりの100.49ドルとなり、6日連続で100ドル台を堅持しているが、是が非でも100ドルを維持したいところである。
中東産2月限は前日より1ドル以上反発し、109ドル台後半まで乗せてきた。
WTIと中東産との2月限の価格差は9ドル台となり、前日より拡大した。
ブレントの1月限は前日と変わらず、横ばいの110ドル台前半で収まった。
3月限のWTIが100.86ドル、中東産が107ドル台後半、ブレントが109ドル台半ばとなっている。
米エネルギー情報局(IEA)発表の週間在庫統計 で、原油が市場予想に反して、前週と比べて134万万バーレルの大幅な積み増しとなったことから、エネルギー需要減退観測が広がり、売りが相場を支配した。
8、9日両日に開催されるEU首脳会議で、債務危機に向けた具体策が示されるかどうか懐疑的な見方も相侯って、相場の圧迫要図となった。