2011.12.13 のニュース
WTI続落100ドル割る 中東産2月限109ドル台
8日のWTI1月限は前日の100.49ドル/バーレルより続落し、2.15ドル値下がりの98.34ドルとなり、6日連続で100ドル台を維持していたが、全銘柄の根崩れによって100ドルを割ってしまった。
中東産2月限は前日より1ドル弱反落し、109ドル台前半で収まった。
WTIと中東産との2日限の価格差は10ドル台となり、前日より拡大した。
ブレントの1月限は前回より2ドル弱値下がりして108ドル台前半で収まった。
3月限のWTIが98.74ドル、中東産が107ドル台前半、ブレントが108ドル台前半となっている。
欧州中央銀行は8日、政策金利を史上最低の1.0%まで引き下げしたが、ドツギ総裁が今後の国債買い入れについて、慎重な態度を示したことから、外国為替相場でユーロが急落した。
これを受けて、ドル建て商品の原油が割高となり、98ドルまで値を落とした。