日刊ニュース

2011.12.20 のニュース

WTI続落93.87ドル 中東産2月限104ドル台

 15日のWTI1月限は前日の94.95ドル/バーレルよりさらに続落し、1.08ドル値下がりの93.87ドルとなり、この2日間で6.27ドルも価格を落としている。
 中東産2月限は前日より3ドル以上値下がりして、104ドル台前半に収まった。
 WTIと中東産との2月限の価格差は10ドル台となり、前日より縮小した。
 ブレントの1月限は前日より1ドル近く値下がりして、105ドル台前半に収まった。
3月限のWTIが94.31ドル、中東産が102ドル台半ば、ブレントが104ドル台前半となっている。
 米連邦準備制度理事会が発表した11月の鉱工業生産指数(季節調整値)は、市場予想の前月比0.2%増に対して、逆に前月比0.2%減と低下し、4月以来の7ヵ月ぶりのマイナス値に落ち込み、製造業からの原油の需要が鈍化するとの懸念から、売りが優勢となり、前日よりさらに値を落とした。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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