2011.12.21 のニュース
WTI続落93.53ドル 中東産2月限102ドル台
16日のWTI1月限は前日の93.87ドル/バーレルよりさらに続落し、0.34ドル値下がりの93.53ドルとなり、13日の100.14ドルをピークに下落の一途を辿っている。
中東産2月限は前日より1ドル半近く値下がりして、102ドル台後半に収まった。
WTIと中東産との2月限の価格差は8ドル台となり、前日より縮小した。
ブレントの1月限は前日より1ドル近く値下がりして、104ドル台後半に収まった。
3月限のWTIが93.98ドル、中東産が101ドル台前後、ブレントが103ドル台前半となっている。
格付会社フィッチ・レーティングスは、フランスの格付見通しを『安定』から「ネガティブ」へ引き下げたほか、イタリアやスペインなどの複数ユーロ圏諸国の格付についても、引下げる可能性のあることを発表した。
これを受けて、原油は欧州債務危機懸念再燃から、売り注文の展開となった。