2011.12.27 のニュース
WTI続伸98.67ドル 中東産2月限105ドル台
WTIは21日より2月限に入る。前日の97.22ドル/バーレルより続伸し、1.43ドル値上がりの98.67ドルとなり、19日の週初めより上昇傾向をみせている。
中東産の2月限は前日より3ドル近く値上がりして、105ドル台後半に乗せてきた。
WTIと中東産との2月限の価格差は7ドル台となり、前日より拡大した。
ブレントの1月限は前日より1ドル弱値上がりし、108ドル台後半に乗せてきた。
3月限のWTIが98.85ドル、中東産が104ドル台前半、ブレントが106ドル台後半となっている。
11月の米中古住宅販売件数が前月と比べて4.0%増と発表されると、住宅市場の低迷懸念が後退したことが好材料となり、原油相場は買いが先行した。
また、米エネルギー情報局(IEA)の週間在庫統計によると、原油在庫が前週に比べて1060万バーレルの取り崩しとなり、減少幅がおよそ11年ぶりの大幅減を記録したことで、買いが優勢となり、3日間続伸となった。