2011.12.29 のニュース
1月原油処理638万KL 前年に比べ3%減産 ~12月は560万KLで13%減産~
JX日鉱日石エネルギーの12月分の石油製品の月間平均卸価格は、4油種の全国平均で前月比0.1円/Lの値下がりとなる見込みである。
油種別にみるとガソリンが0.6円、灯油が1.3円の各値下がりとなり、軽油が0.1円、A重油が2.2円の各値上がりとなっている。
卸価格は、毎週金曜日までの市況動向を総合的に勘案のうえ、土曜日に改定している。油種別の月間平均改定幅は、週次改定幅を日数加重して算出している。4油種平均は、油種別月間平均を出荷見込数量で加重平均して算出している。
来年1月の月次コスト変化は、12月の原油価格等に基づき、12月比0.1円/Lの値上がりとなる。変化理由は、12月の原油価格(CIF)が前月比で0.81ドル/バーレル=0.42円/Lの値下がりとなった。
また、為替レートは、78.89円/ドルとなり、前月比で0.65円の円安となり、原油価格に与える影響は0.50円/L、製品輸入による影響は0.03円/Lの各値上がりとなる。
その結果、コスト合計は前月比0.1円/Lの値上がりとなった。