日刊ニュース

2012.01.11 のニュース

WTI反落101.81ドル 中東産3月限110ドル台

 5日のWTI2月限は前日の103.22ドル/バーレルより反落し、1.41ドル値下がりの101.81ドルとなり、約8ヵ月ぶりの高値から下落した。
 中東産3月限は前日より2ドル以上値上がりして、110ドル台後半に乗せてきた。
 WTIと中東産との3月限の価格差は8ドル台となり、前日より大きく拡大した。
 ブレントの2月限は前日より1ドル弱値上がりして、113ドル台前半に乗せてきた。年末年始からブレントは7ドル以上値上がりしており、価格上昇が際立っている。
 先物4月限のWTIが102.21ドル、中東産が109ドル台後半、ブレントが112ドル台後半の相場となっている。
 米エネルギー省が発表した週問の石油在庫統計において、原油在庫が前週比で市場予想に反して増加したことを受け、原油が売られ、欧州債務問題が世界的な景気減速につながり、原油需要が減ることへの警戒感も相場の重荷となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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