2012.01.13 のニュース
WTI反発102.24ドル 中東産3月限110ドル台
9日のWTI2月限は前営業日の101.56ドル/バーレルより続落し、0.25ドル値下がりの101.31ドルとなった。
10日のWTI2月限は前日の101.31ドル/バーレルより反発し、0.93ドル値上がりの102.24ドルとなり、年頭の3日より6営業日連続で101ドル以上を堅持している。
中東産3月限は前日より小幅値下がりして、110ドル台後半に収まった。WTIと中東産との3月限の価格差は8ドル台となり、前日より縮小した。ブレントの2月限は前日より1ドル以上値上がりして、113ドル台前半に乗せてきた。
先物4月限のWTIが102.64ドル、中東産が110ドル台前後、ブレントが113ドル台前後の相場となっている。
中国での全国金融工作会議における温家宝首相の演説により、同国での追加金融緩和観測が浮上した。
これによる世界景気の回復期待感が相場を後押しし、原油が買われた。
また、イランの核開発を巡る警戒感も依然として相場を支配しており、原油買いの下支えとなった。