2012.01.13 のニュース
4~11月累計 B・C重油販売20%増 燃料油販売計は3.2%減
石油連盟がまとめた4~11月の油種別内需累計によると、燃料油計は1億2060万KL(前年同期比3.2%減)となっており、B・C重油以外のすべての油種が減少となっている。
油種別にみると、ガソリンが3787.2万KL(3.8%減)、ナフサが2885.5万KL(5.4%減)、ジェット燃料油が294.8万KL(19.3%減)、灯油が738.8万KL(13.7%減)、軽油が2140.5万KL(2.0%減)となっている。
A重油が839.7万KL(8.4%減)、B重油が1373.6万(20.0%増)となっている。
東日本大震災後の製品販売は、原発停止に伴い火力発電へのシフトが進められたことから、電力用C重油が大幅な増販となっているが、12月から本格的な需要期に入るため、今後の増販が期待される。軽油は被災地への重機の移動など、復興需要もあるため2.0%の小幅な減販にとどまっている。