2012.01.16 のニュース
WTI反落100.87ドル 中東産3月限111ドル台
11日のWTI2月限は前日の102.24ドル/バーレルより反落し、1.37ドル値下がりの100.87ドルとなり、5日の値下がりに次ぐ大きな下落となった。
中東産3月限は前日より小幅値上がりして、111ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との3月限の価格差は10ドル台となり、前日より拡大した。
ブレントの2月限は前日より1ドル弱値下がりして、112ドル台後半に収まった。
先物4月限のWTIが101.33ドル、中東産が110ドル台前半、ブレントが112ドル台前半の相場となっている。
ドイツ連邦統計庁より同国の経済について、昨年の10月~12月(第4四半期)がマイナス成長に陥った可能性が示されたことで、欧州がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念が増大し、原油の売りが始まった。
また、米週間在庫統計により原油、製品ともに大幅積み増しが確認され、それにより下落幅を拡大した。