2012.01.20 のニュース
WTI100ドル回復 中東産3月限110ドル台
17日のNYMEX市場休み明けのWTI2月限は前営業日の98.70ドル/バーレルより反発し、2.01ドル値上がりの100.71ドルとなり、再び100ドル台に回復した。
中東産3月限は前日より1ドル弱値上がりして、110ドル台後半に乗せてきた。
WTIと中東産との3月限の価格差は9ドル台となり、前営業日より縮小した。
ブレントの2月限は前日より小幅値下がりして、111ドル台前半に収まった。後半、ブレントが111ドル台前半の相場となっている。
ドイツの1月の景況感指数が大幅に改善したことから、原油買いが先行した。
また。昨年10~12月の中国国内総生産(GDP)の発表を受け、同国の成長が鈍化傾向にあり、金融緩和観測が広がったこと、さらにフランスによるイラン産原油禁輸の早期実施要求も相場上昇の要因となった。