2012.01.23 のニュース
WTI反落100.59ドル 中東産3月限110ドル台
18日のWTI2月限は前日の100.71ドル/バーレルより反落し、0.12ドル値下がりの100.59ドルとなったが、ほぼ横ばいを維持した。
中東産3月限は前日より1ドル弱値下がりして、110ドル台前半に収まった。
WTIと中東産との3月限の価格差は9ドル台前半となり、前日より縮小した。
ブレントの2月限は前日より0.5ドル程度の値下がりをして、110ドル台後半に収まった。
先物4月限のWTIが100.98ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントが110ドル台後半の相場となっている。
イラン産原油禁輸の動向や、米鉱工業生産指数が7ヵ月ぶりにプラスに改善したことなどにより、需給逼迫感が強まった一方で、米政府がカナダから米国に原油を輸送するトランスカナダ社の「キーストンXLパイプライン」事業の申請を拒否するとの報道が広がる
と、需給が緩和した状態が続くとの見方から売りが優勢となり、小幅反落の要因となった。