2012.01.24 のニュース
WTI続落100.39ドル 中東産3月限109ドル台
19日のWTI2月限は前日の100.59ドル/バーレルより小幅続落し、0.20ドル値下がりの100.39ドルとなり、辛うじて100ドル台を維持している。
中東産3月限は前日より小幅値下がりして、109ドル台後半に収まった。
WTIと中東産との3月限の価格差は前日と横ばいの9ドル台前半となった。
ブレントの2月限は前日と横ばいの110ドル台後半に収まった。
先物4月限のWTIが100.80ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントが110ドル台後半の相場となっている。
午前発表の米石油在庫統計において、ガソリンの在庫が市場予想ぶり増加(372万バーレル増)していたことがマイナス要素となり、エネルギー需要が低下しているとの見方から原油売りが始まった。
一方、原油の在庫は予想に反して減少(344バーレル減)したものの、これは輸入減が原因であって、需要が増えたわけではないとの見方から、相場を押し上げる効果とならなかった。