日刊ニュース

2012.01.25 のニュース

WTI続落98.46ドル 中東産3月限110ドル台

 20日のWTI2月限は前日の100.39ドル/バーレルより大幅続落し、1.93ドル値下がりの98.46ドルとなり、再び100ドルを割り、昨年12月20日の97.22ドル以来の安値水準となってしまった。
 中東産3月限は前日より小幅値上がりして、110ドル台前半に乗せてきた。
 WTIと中東産との3月限の価格差は12ドル台となり、前日より拡大した。
 ブレントの2月限は前日より大幅値下がりして、109ドル台後半に収まった。
 先物4月限のWTIが98.65ドル、中東産が109ドル台後半、ブレントが109ドル台前半の相場となっている。
 1月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が3ヵ月連続して縮小となったことに加え、米中古住宅販売件数が予想を下回ったことが嫌気された。
 また、ギリシヤ債務再編をめぐる協議が長引くなか、ユーロ売り、ドル買いの動きが強まったことも相場の雰囲気を支配し、終値ベースで約1が月ぶりの安値水準で取引された。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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