2012.01.30 のニュース
WTI反発99.40ドル 中東産3月限108ドル台
25日のWTI3月限は前日の98.95ドル/バーレルより小幅反発し、0.45ドル値上がりの99.40ドルとなり、ここ4営業日は98ドル~99ドル台を推移している。中東産3月限は前営業より大幅値下がりして、108ドル台後半に収まった。
ブレントの2月限は前日より小幅値下がりして109ドル台後半に収まった。
先物相場4月限のWTIが99.73ドル、中東産が108ドル台前半、ブレントが109ドル台後半となっている。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が、現行ゼロ金利政策の解除時期を、従来の『2013年半ば』から「14年終盤」に先送りするとの方針を表明すると、外国為替市場が一斉にドル売りに反応し、割安感となった原油買いが始まった。
また、米週間在庫統計により、ガソリン・中間留分の予想外の在庫取り崩しが発表され、その結果、需給先細り不安の緩和も支援材料となって、相場を後押しした。