2012.01.31 のニュース
WTI続伸99.70ドル 中東産3月限109ドル台
26日のWTI3月限は前日の98.40ドル/バーレルより小幅続伸し、0.30ドル値上がりの99.70ドルとなり、ここ5営業日は98ドル台~99ドル台を推移している。
中東産3月限は前日より小幅値上がりして。109ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産の3月限の価格差は前日より小幅拡大して9ドル台となった。
ブレントの2月限は前日より1ドル弱値上がりして、110ドル台半ばに乗せてきた。
先物相場4月限のWTIが100.04ドル、中東産が108ドル台後半、ブレントが110ドル台半ばとなっている。
EUにおける7月1日からのイラン原油禁輸措置に対して、イラン政府が原油の欧州向輸出を早急に停止するとの情勢判断から需給逼迫懸念が浮上してきた。
一方、米連邦公開市場委員会の低金利維持期間の延長方針が表明されたことや、米商務省が発表した12月の製造業耐久財受注額が前月比3%増となったことなどが好材料となり、小幅ながら上昇となった。