2012.02.01 のニュース
WTI反落99.56ドル 中東産3月限108ドル台
27日のWTI3月限は前日の99.70ドル/バーレルより小幅反落し、0.14ドル値下がりの99.59ドルとなり、この1週間は98ドル台~99ドル台を推移している。
中東産3月限は前日より小幅値下がりして、108ドル台後半に収まった。
WTIと中東産との3月限の価格差は前日より縮小して9ドル台前半となった。
ブレントの2月限は前日より1ドル弱値上がりして、111ドル台半ばに乗せてきた。
先物相場4月限のWTIが99.91ドル、中東産が108ドル台後半、ブレントが111ドル台前半となっている。
米商務省が発表した2011年の10月~12月のGDPが年率換算で前期比2.8%増と市場予想(3.0%程度)ほど伸びなかったこと、また、フィッチ・レーティングがイタリア、スペインなどユー口圏5力国の国債格付を引き下げたことから、景気先行き不安が相場を支配し、原油が売られた。しかしながら、ドル安による値ごろ感から下値は抑えられた。