2012.02.02 のニュース
WTI続落98.78ドル 中東産3月限109ドル台
30日のWTI3月限は前営業日の99.56ドル/バーレルより続落し、0.78ドル/値下がりの98.78ドルとなり、続けての下落となったが、98ドル台~99ドル台を維持している。
中東産3月限は前営業日より小幅値上がりして、109ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との3月限の価格差は前日より拡大して10ドル台後半となった。
ブレントの2月限は前営業日より小幅値下がりして、110ドル台前後に収まった。
先物相場4月限のWTIが99.12ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントが110ドル後半となっている。
イラン国会が、同国産原油の禁輸を決定したEUに対する原油輸出を禁ずる法案の審議を先送りしたとの報道を受けたことから、供給不安が和らぎ、原油の売り注文が先行した。また、外国為替市場において、ドルがユーロに対して上昇したことによる割高感も、相場全体の重しとなった。