日刊ニュース

2012.02.06 のニュース

WTI続落97.61ドル 中東産4月限109ドル台

 2月1日のWTI3月限は前日の98.48ドル/バーレルより続落し、0.87ドル値下がりの97.61ドルとなり、4営業日連続下落し、12月20日以来の97ドルの安値となった。
 中東産は1日より4月限に入り、前日より値下がりして109ドル台前半に収まった。
 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して11ドル台前半となった。
 ブレントは1日より3月限に入り、前日より1ドル以上値上がりして、112ドル台前半に乗せてきた。
 先物相場5月限のWTIが98.41ドル、中東産が108ドル台半ば、ブレントが111ドル台半ばとなっている。
 中国の1月製造業購買担当者景況指数(PMI)が4ヵ月ぶりの高水準となり、ユーロ圏やイギリスのPMIも改善され、目先の原油需要に対する楽観的見通しが原油買いに繋がった。
 しかし、原油、ガソリンの大幅積み増しが、米週閥在庫統計により発表されると、市場は急速に原油売りに転じ、昨年12月以来の97ドル台まで落としてしまった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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