2012.02.09 のニュース
WTI反落96.91ドル 中東産4月限111ドル台
6日のWTI3月限は前営業日の97.84ドル/バーレルより反落し、0.93ドル値下がりの96.91ドルとなり、今年に入り二度目の安値となる96ドル台となった。
中東産の4月限は前営業日より2ドル弱値上がりして、111ドル台半ばに乗せてきた。
WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して14ドル台前後となった。
ブレントの3月限は前日より大幅値上がりして、115ドル台後半に乗せてきた。
先物相場5月限のWTIが98.06ドル、中東産が111ドル台前半、ブレントが115ドル台前半となっている。
ギリシヤの債務問題をめぐる協議が難航しており、ドル高を背景にして売り優勢の相場となった。一方、オバマ大統領が6日、すべてのイラン政府の在米資産を凍結する追加制裁を発動した。これを受けて、地政学リスクへの警戒感から、相場は下げ渋る展開となった。