2012.02.09 のニュース
豪雪で安定供給に懸念 石連、全石連は情報収集 ~豪雪対策室を立ち上げる~
関東地区は冷え込みが一段と厳しくなっているが、道路事情に関して全く問題はない。ところが、記録的な豪雪となった地方では幹線道路が寸断され、石油製品の安定供給が懸念される状況となっている。とくに、灯油、ガソリンなどの輸送が問題となっているため、
石連、全石連では情報収集に努めている。
現在のところ、雪による大きな影響は出ていないが、今後、降雪が継続すると、石油製品の供給面での支障が生じてくることも考えられる。
ただ、灯油などの石油製品は供給量が十分となっているが、ローリーの運行、内航タンカーの運航に支障が生じると、消費者への供給が問題となってくる。
今後の天候次第で状況は変わるが、豪雪地帯への供給となると、販売業者(SS)の配達能力と対応への努力にかかってくる。
灯油の販売は、寒波の居座りで増販となっており、在庫は年末と比べて増加となっているが、道路が寸断されると、供給が難しくなってくる。